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映画《her世界でひとつの彼女》ネタバレ感想:人工知能の魅力にはまった主人公

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 ちょっと変わったラブストーリー

離婚協議中の主人公が傷心で落ち込んでいる時、たまたま目にした最新OSを購入。その人工知能のOSの魅力?に惹かれていくのだが、なんせ相手はコンピュータ、生身の女性ではないと自分に言い聞かせていたはずが・・・

 

作品情報

原題:Her

公開年:2013年

製作国:アメリカ

上映時間:120分

監督・脚本:スパイク・ジョーンズ

出演:ホアキン・フェニックス

   スカーレット・ヨハンソン

   エイミー・アダムス

評価:70

スカーレット・ヨハンソンは声だけの出演。映像が出ないのがちょっと残念。

あらすじ

 主人公セオドアは手紙の代筆をする会社に勤めている。
依頼主の気持ちになっていろんな種類の人々の手紙を代わりに書いているのだが、妻とは離婚協議中で1年間も決心がつかず引き延ばしていた。

そんな時たまたま最新の人工知能OSを購入する。自らをサマンサとなずけたOSに次第に恋心を抱き始めるセオデア。しかし相手は実体のない存在。そう自身に言い聞かせるも彼女の魅力に魅かれていき・・・

感想

この作品はスカーレット・ヨハンソンの演技(声技)に尽きる。

声だけでサマンサンの感情が伝わってくる。落ち込んでいる時、楽しい時、怒っている時と身振りも顔の表情もなく声だけですべてを表現している。

名前を自分で決めるところがなるほど人工知能らしい。

始めの機械的な受け答えが次第にリアルな女性へと変化いていく。それがまた魅力になっていく。うまい。

セオドアが相手はPCだと理解していながらも、次第に惹かれていくのも解る。

サマンサは知的で(人口知能だから当たり前だが)、ユーモアがあり感情豊かだ。しかも受け答えが絶妙なのだ。

セオドアの質問にも始めは直感だと言いながら、それでも機知にとんだ返しをする。

そして、時間がたつにつれてセオドアのことを学習し最適な返事を、彼が予想する以上の返答をする。

しかも、サマンサは感情を持っている。時には怒り、悲しみ、そして笑う。そして傷つきやすい心を持っている。

ここまで人間的なコンピュータができたらぜひほしい。

セオドアもサマンサのおかげでどんどん性格が明るくなっていく。本当に新しい彼女ができたかのようだ。

考察

いづれ人工知能が搭載されたOSが出てくるだろう。サマンサのような感情を持ったしかも予想以上の学習能力を持った人工知能が。

現在初歩的な人工知能搭載の家電ができているようだが、近い将来人間のように感情を持った人工知能も登場するだろう。

その時人間はどう人工知能に対応するのだろうか。いくら感情を持とうが機械として、一つの物として扱うのだろうか。機械は機械と割り切るのだろうか。しかし、そこから発展して人口知能搭載のロポットもしくはアンドロイドが出てきたらどうすか。

そして人工知能は人間の学習能力をはるかに超えるスピードで理解してく。人間の知能などすぐに超えてしまい、その行きつく先は人間の想像も及ばない場所だ。

サマンサ達も人間には理解できないところへ行ってしまったように。

まとめ

サマンサは二股や三股どころではない。しまいには600人以上と付きあうことになった。
セオドアに対して悪いという自覚はあるようだが、にしても600人とはさすが人工知能。
同時に複数のと人と付き合うのだろうが、その時人格も変わるのだろうか。
もしかして性別も相手によって変えているのかも。相手に応じて男になったり女になったり。