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映画《オール・ユー・ニード・イズ・キル》あらすじネタバレ感想:トムの変貌ぶりがすごい

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 原題:Edge of Tomorrow

公開年:2014年

製作国:アメリ

上映時間:113分

評価:90

  

原作は日本のライトノベル桜坂洋の『All You Need Is Kill

イムループSF

 

あらすじ

 突然現れたエイリアンの地球侵略に苦戦する人類は、防戦一方のなかヨーロッパでの戦闘で反撃の糸口がつかめると期待されている。

 主人公ウイリアム・ケイジ少佐は米軍の報道官。ある程度の成功は収めていたが実戦経験はゼロ。戦場での負傷を嫌がり、ブリガム将軍に脅迫まがいの言動をしたとたん、彼の不況を買い二等兵に降格の上歩兵として最前線へ送られてしまう。

 歩兵の機動スーツに装備されているの安武装全装置の解除法も教えてもらえないまま、戦場へ放り出されたウイリアムは初日に戦死。しかし、敵のアルファ-ギタイを道ずれに自爆した際に敵の血を浴びる。これ以降ウイリアムは死ぬと前日に戻るというタイムループ能力をアルファ-ギタイから奪う形となった。そしてウイリアムは死ねば死ぬほど強くなっていく。

ネタバレ感想

ウイアム・ケイジ

 アメリカ軍のメディア担当。階級は少佐。広告代理店の倒産で軍の予備役に入隊。なので実戦経験は全くのゼロ。 

 強くてどんな敵おもなぎ倒すあのトム・クルーズが臆病で弱々しい役に。こんなのトム・クルーズ今まで一度も見たことない。いつもの自身に満ちたトムは微塵もない。一体どうしてしまったのだろう、と見ていると、主人公が序盤で敵に殺されてしまう。これも前代未聞だ。そしてウイリアムは死ぬと前日にタイプループするという能力を手に入れることになる。

 そしてここからが面白い。あのアルファ-ギタイの血を浴びて以降ウイリアムは何十回、何百回死のうが前日の同じ時間に戻ってしまう。なんて好都合な、ある意味うらやましい。失敗したらすぐリセットできるということは、ゲームと同じじゃない

 この展開SF好き、タイムループ好きにはたまらない。はじめは弱くて臆病だったウイリアムが、失敗すると死んで生き返り、危険を回避して、リタから戦闘技術を教わり、敵の情報を増やしていくにつれて徐々に強く逞しい軍人へと変貌していく。顔つきから体つきまでの変わりようはさすがトム・クルーズといいたい。

 序盤ウイリアムはきょろきょろと隙を捜しては逃亡をはかっていた。それが次第に何もかも知り尽くしたベテラン軍人の風貌になっていく。

 そして中盤ではどんな選択をしてもリタが死んでしまうことに絶望し、無力感と絶望に押しつぶされそうになる。

 終盤は一縷の望みに賭けてラスボス「オメガ-ギタイ」を倒すべく長年軍にいる古参兵の風格を漂わせている。

リタ・ローズ・グラタスキ

 統合軍軍曹。背中にポップアップガンのあるdog装備スーツ着用。同種装備でフェイスマスクをつけた兵たちと特殊分隊を組んでいる。

 過去にギタイとの戦いで大きな戦功を立て、「ヴェルダンの女神」と称されて英雄視されている。

 以前はウイリアムのようにタイムループの能力があったが負傷して輸血をされてからその能力が消えてしまった。

 このリタがまたかっこいい。細見の体型でありながら重厚な剣を振り回しギタイをなぎ倒していく。

 ウイリアムはリタをどんどん深くっていくが、リタから見たらウイリアムいつも初対面だ。タイムループのことを知っているからウイリアムから説明を聞くだけで事情は理解できるだろうが、たった2日間ではウイリマウへの想いが愛情に変わるのも短すぎるが、危機は時間を超えてしまう。

 

イリアムとリタの関係

 リタはオメガ-ギタイを捜す役割をタイムループの能力を持つウイリアムに引き継ぐ。

 ウイリムは何度も復活してリタの過去のことをどんどん知っていく。しかし、リタにとってはウイリムはいつも初対面だ。そしてリタは翌日には死んでしまう。

 ウイリムは何十回、何百回とリタが死ぬ場面を体験しなけらばならない。なんて非情でツライことだ。オメガ-ギタイの居場所を捜索しながらリタの死を何とか回避しようともがくが何度やってもリタは死んでしまう。二日目にはリタは死ぬ運命だとあきらめたウイリムはリタの生存をあきらめてオメガ-ギタイの捜索に全力を尽くす。悲しい。

 しかし、ラストのオメガ-ギタイの血を浴びたウイリムは今まで戻っていた時間とは少し前の時間へタイムループする。そして、その世界は謎のエネルギーが観測された後、ギタイが次々と倒れていく。

 米軍少佐としてウイリアムは訓練中のリタのもとへ向かうと、不思議そうに彼女はウイリマウを見返してくる。ここで終わるのだが、この後ウイリアムは二人で成し遂げたことをリタに話すのだろうが、自分の気持ちも伝えるのだろう。

まとめ

 ベスト10の中の一つ。ウイリマウがどんどん強くなり古参軍人のような風貌に変化していく描写がいい。ただ、新人であるはずのウイリアムの活躍ぶりに周囲が驚くシーンが少なすぎる。これから起こることを知っているウイリアムをいぶかしがったり、不思議がるこの辺のしーんをもっと欲しかった。

 しかし、激しいギタイとの戦闘シーン、敵であるギタイのデザイン、歩兵の着用するスーツといい申し分なく楽しめた。